プラズマ溶射について(耐摩耗・耐熱・断熱・耐食・絶縁・遠赤外線効果)
プラズマスプレープロセス
ノズル電極間で満たされた不活性ガスが通電により熱プラズマとなり、そのエネルギーで粉末をアトマイズし、皮膜を形成します。
特長
1.高融点の材料の溶射が可能
メタライジング・サーモスプレーで不可能であった高融点のタングステン・カーバイド・セラミックなどの全ての材料が溶射できる。
2.溶射皮膜は非常に緻密である
プラズマ火焔そのものが不活性であるので、アルミ・銅のような低融点金属でも純粋で酸化の少ない皮膜が得られる。
3.硬質メッキなどと同等以上のハードで緻密な皮膜が得られる
プラズマガスが発生する時そのガス体は、マッハ2~3の高速度で噴射する。従って粉末は瞬時に溶融し、音速以上の速度で母材に溶射されるので、ほとんど無気孔で緻密な硬い皮膜を形成する為に薄い緻密な皮膜が得られる。
4.母材への影響はほとんど無い
このプロセスはメタライジングと同様100℃前後の低温下で肉盛溶射が可能な為、母材への熱影響や歪みが起きない。
用途応用
耐摩耗、耐熱、断熱、耐食、絶縁、遠赤外線効果参考例
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光ファイバーガイドリール・各種コード キャップスタンローラー・ガイドロール |
耐摩耗性の向上 |
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